ナイトメア キャッスル(プレイ日記)


 ゲームブックプレイ日記第六弾は、FFシリーズ第25巻『ナイトメア キャッスル』です。このゲームブックは、ペーター・ダーヴィル=エヴァンスの作品です。英ジャクソン最後の作品と言われる『モンスター誕生』の次の巻ということもあり、これまでのFFシリーズとは雰囲気が変わります。
 この作品は、旧友の治める城に蔓延る悪を退治するという冒険ですが、実はこの作品はホラーゲームに属します。描写や挿絵が不気味さを醸し出していて、この作品を初めてプレイしたとき、夜のトイレが怖かった記憶があります。
 この冒険における能力値は他のFFシリーズと同じなのですが、この冒険特有の能力値である“意志力点”が加わります。この“意志力点”は「心の運点」という位置づけで、この冒険では運だめしに対して“意志力だめし”というものが出てきます。“意志力だめし”は“運だめし”と同様、1回行うごとに意志力点から1点ずつ引くのですが、もし、意志力点が6点以下のときに意志力だめしで凶と出てしまうと、蓄積された恐怖により主人公の心は折れてしまい、そこでゲームオーバーとなります。
 この冒険を原書(訳書)のままでプレイすると私自身の心が折れてしまう可能性がありますので、冒険中の口調は、グレイルクエストシリーズを意識していきたいと思います(尤も、本当にグレイルクエスト風の口調になるかというとならないと思いますが)。




〔出発時の状態〕
 技術点 … D+6
 体力点 … DD+12
 運点 … D+6
 意志力点 … D+6

〔他のFFシリーズとの変更点〕
 基本的には、他のFFシリーズと同じですが、この冒険においては“意志力点”及び“意志力だめし”が加わります。
  • 意志力だめしの手順は、運だめしと同じ要領で行う。即ち、「DD≦意志力点」ならば吉、「DD>意志力点」ならば凶。意志力だめし終了後、意志力点−1。
  • 意志力点が6点以下のときに意志力だめしで凶と出た場合は、そこでゲームオーバー。

  • 目次

     【初期設定と背景】

     【第1回】 地下牢からの脱出
     【第2回】 南の星亭にて
     【第3回】 オイデンの寺院へ
     【第4回】 ヒューの試練
     【第5回】 商業地区の子供達
     【第6回】 商業地区での買い物
     【第7回】 ニューバーグ城塞への潜入
     【第8回】 緑色の球体と蜘蛛の大群
     【第9回】 塔内の襲撃者
     【第10回】 ドワーフの庭師
     【第11回】 秘密の通路
     【第12回】 男爵との再会
     【第13回】 地下牢の秘密
     【第14回】 腐蝕妖怪の住処
     【第15回】 伝説の武器
     【第16回】 地下牢の訪問者
     【第17回】 本丸への潜入
     【第18回】 ザグーラの魔法使い
     【第19回】 光り輝く戦士
     【第20回】 不死身のザカーズ
     【第21回】 ザカーズとの最終決戦
     【最終回】 ニューバーグへの凱旋

     『ナイトメア キャッスル』付録




    2023/09/13


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