ナイトメア キャッスル(プレイ日記)


【第8回】 緑色の球体と蜘蛛の大群

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 ……… 10/10
 体力点 ……… 24/25
 運点 ………… 11/12
 意志力点 …… 12/12
 金貨(枚) …… 4
 食糧(食) …… 6
 所持品 ……… ザック、剣、トールダー男爵から寄贈された指輪、青い金属製の三叉槍の頭

〔317〜〕
 地下室に降りた途端、上の肥料置場よりももっとひどい悪臭が鼻をついたので、私はむかつきを覚えずにはいられなかった。地下室が寒いからまだこの程度の悪臭で済んでいるだろうが、暑かったら緑色の誘いも辞退していたに違いない。そんなことを考えながら、私は緑色に輝く部分までたどり着いた。次の瞬間、肌の露出している部分にむずがゆい刺激が走った。私は埃で痒くなるからなあ(管理人注:実話です)。私は光り輝く物体に手を伸ばした。それは緑色のガラス球で、ほのかに暖かく、両手のひらにもその熱が伝わってきた。やはり掃き溜めに鶴だったな。これは相当な値打ち物に違いない。金銭的な意味よりもニューバーグ城塞にはびこる悪を一掃する役割という意味でだ。私は慎重にガラス球を抱え、地下室から肥料置場へ戻った。この肥料置場ではこれ以上の発見はないだろう。そう思い、私は肥料置場を後にして菜園の角に向かった。緑色の球体をもう一度確かめようと、球体に目を向けた瞬間、私の両手に毛むくじゃらな蜘蛛がいることに気づいた。両手だけではない。全身が蜘蛛の大群に覆われているではないか。私は一瞬頭の中が真っ白になった。ここで初めての意志力だめしを行う。ヒューの試練により、初回は必ずと出ます(意志力点−1)。
 一瞬頭の中が真っ白になりながらも、本能的に行動に移っていた。こういうときは蜘蛛を潰すのが一番である。私はザックと緑色の球体を下に落とし、地面に身を投げた。みっともないとかそういうことは言っていられなかった。火を消すときの動作と同様に、蜘蛛の大半はつぶれ、ばらばらと私から離れていった。だが、つぶれなかった蜘蛛も数匹いた。ここでは、残った蜘蛛の大群を一体の敵とみなして戦う。
 〔蜘蛛〕     技術点  6  体力点  8
 〔批判屋〕    技術点 10  体力点 24

[戦闘ラウンド(青字DDの値)]

[1R] ×〔蜘蛛〕6+=13 < 16=10+〔批判屋〕○ ⇒ 〔蜘蛛〕体力点−2=6
[2R] ×〔蜘蛛〕6+=13 < 21=10+11〔批判屋〕○ ⇒ 〔蜘蛛〕体力点−2=4
[3R] ×〔蜘蛛〕6+10=16 < 19=10+〔批判屋〕○ ⇒ 〔蜘蛛〕体力点−2=2
[4R] ×〔蜘蛛〕6+=11 < 15=10+〔批判屋〕○ ⇒ 〔蜘蛛〕体力点−2=0
 最後の蜘蛛をつぶした私は、緑色の球体を探した。球体はすぐに見つかった。なぜって? それは、緑色の球体がさっきよりも光り輝いているからだ。だが、見ているうちにその輝きはどんどん増して、次第には明るさも熱も相当なものになってきたぞ。これは何とかする必要がありそうだ。私は頭を必死に回転させた。この球体が真っ暗な地下室のときは単に光っているだけだが、明るい場所に出ると輝きを増すということは……ザックに入れればまた輝き具合をおさえられるかもしれない。咄嗟に思いついた私は、球体をザックにしまうことにした。ザックの中をからっぽにし、もはや触れることのできない温度にまで達している球体にかぶせる。よし、うまく行ったぞ。キャンパス地と革が不透明でよかった。私の読み通り、球体は少しずつ冷めていった。ザックから取り出したものを再びザックに戻し、私は菜園の次の角に向かった。
 それにしても、初の意志力だめしがこのレベルとは、なかなかきついものがあるぞ。今後意志力だめしは更に苛酷さを増すことだろう。もし意志力だめしで凶と出たら……即座に14行きだろうなあ。その際はグレイルクエスト風にしよう。そうしないと、この恐怖の描写に耐えきれないかもしれない。
 そんなことを考えながら、菜園の次の角に着いた。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 ……… 10/10
 体力点 ……… 24/25
 運点 ………… 11/12
 意志力点 …… 11/12
 金貨(枚) …… 4
 食糧(食) …… 6
 所持品 ……… ザック、剣、トールダー男爵から寄贈された指輪、青い金属製の三叉槍の頭、緑色の球体
 (Save Number:36→44)

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2023/11/05


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