甦る妖術使い(プレイ日記)
【第22回】 骸骨戦士像と冷たい恐怖
〔STATUS
(現在の値/原点)
〕
技術点 … 12/12
体力点 … 16/16
運点 … 9/12
メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには
184
と押す、ガラス球の煙を吸った、スーマ
11
、タマルは
108
歳で死んだ、ゾンビの腕には
5
の入れ墨、ホビットの耳大食い競争のアランシア記録は
119
宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨7枚、宝石付きの金の指輪
手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、4口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、
銀縁のヒビ割れた鏡
、麻痺の杖、蝋燭、守護者、ラザックの剣、
角の生えた魔人を象った銅の護符
、
銅の腕輪
、古い巻物(
66
)、ブロンズの鍵
〔40〜〕
通路はすぐ二つに分かれる。右の方は見える限りどこまでもまっすぐに延びていて、左の方は即座に行き止まりになっている。そして、その行き止まりのところには何か人のような形のものが横たわっていて、紛うことなきネズミの鳴き声が聞こえてくる。ネズミか…。
前回
のこともあるからな。ペスト菌でも持っていたら厄介だ。君子危うきには近寄らず、
右へ行く
ことにする。
しばらく進み、私たちは二体の骸骨戦士の像の間を通る。とそのとき、通路に沿って冷たい突風が吹きつけてくるのを感じる。風は強くなり、吠え始める。
「どうやら目的の場所にいるようじゃな。」
さっきまで不機嫌だったボーリーだったが、声は真剣だ。私は何かが通路の反対側で白くほのかに光っているのを目にする。それは大きくなり、私たちに向かってかなりの速さで飛んでくる。それが顔に苦悶を浮かべ、霧のような体をたなびかせている物体であることに気づく。その口は開いたままで、魂が消えるような叫び声を絞り出している。
「氷幽霊だ!」
シャムが叫び声に負けないような声でそう告げる。
「あれが近くを通るときに触れられるなよ。気をつけろ、もう2匹来るぞ!」
私は螺旋状に回転しながら迫りくる氷幽霊にじっと目を凝らす。ここで
DD
を3回行う。
DD=
7、4、6
≦12(技術点)と出ました。煙のような氷幽霊はあっという間に近づいてくるが、3人ともなんとかそれに捕まらないように逃げる。氷幽霊はそのまま通路の奥に消えてしまう。どうやらこちらを追いかけまわすつもりはないらしい。そして再び静寂があたりを支配する。後でシャムから聞いたことだが、氷幽霊に触れられると体温が急激に低下し、恐ろしい高熱を発するという。これを治すには特殊な石が必要だが、それも1回きりしか効果がなく、氷幽霊に2回触られて生き残れる者はアランシア広しと言えどもどこにもいない。無論、私が生き残る最初の例になれる見込みもない
(それに、今の私の持ち物には石なんぞないから1回でも触れられた時点でアウトなんだが)
。
氷幽霊が通路からいなくなると、ボーリーがほっとしたのか、前にも増して明るい声で言う。
「それにしても、氷幽霊の叫び声は、SFC版のWizardry6に出てくるバンシーの叫び声を彷彿させたのう。」
「はっ?」
シャムがすっ頓狂な声をあげる。
「確かにそれは言えているな。それにしても、何でボーリーはそんなことを知っているの?」
「以前、スタブとWizardry6をプレイしたことがあってのう。」
「スタブ? それって、もしかして雪の魔女の洞窟のスタブかい?」
「そうじゃ。でも何で知っておる……そうか、<批判屋>、お主がスタブを助けてくれたんじゃな。」
スタブが
背が低くて
<死の呪文>の難を逃れたことはボーリーにはとても言えない。そして、
話についていけない
シャムの前で赤速が<死の呪文>の犠牲になったことなどもっと言えない……。
「わしは“ほえる通路”って名前が、氷幽霊が巣くっているからついたのだって知っている奴がたくさんいるとは思わないのう。じゃが、あいつらが帰って来ないように望むよ。」
私たちは用心しながら、更に通路の奥へと進み続ける。 「見ろ! また2体、骸骨戦士の像があるぞ。」
この骸骨戦士の像を通るとまた氷幽霊が現れるのではないか。しかし、ここで秘密の通路を探している途中でさっきの連中が戻ってくるとまた厄介なことになる。ええい、ここはもう
骸骨戦士の像をすり抜ける
しかないではないか! 覚悟を決めて…あれ、もう氷幽霊は現れないぞ。何だ、拍子抜けした。その方が良かったのだが。
私たちは右に折れる通路に沿ってそのまま進む。数分すると、今度は先の方から巨大な野獣の唸り声のようなものが聞こえてくる。私たちは岩棚に通じる深い穴の底と、通路がぶつかるところにやって来る。腐ったどろどろした嫌な臭いが穴の底の深い泥濘(ぬかるみ)から漂ってくる。そしてその泥濘からは、緑色で鱗に覆われた二本の足が突き出しており、それにつながる巨大な胴体とごつごつした頭が目に飛び込んでくる。その怪物の口のまわりには先の尖った長い歯が輪のように並び、頭の真ん中からは白い螺旋状を描いた角が一本生えている。もしかして…
〔STATUS
(現在の値/原点)
〕
※ 変化があったものは
赤い太字
技術点 … 12/12
体力点 … 16/16
運点 … 9/12
メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには
184
と押す、ガラス球の煙を吸った、スーマ
11
、タマルは
108
歳で死んだ、ゾンビの腕には
5
の入れ墨、ホビットの耳大食い競争のアランシア記録は
119
宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨7枚、宝石付きの金の指輪
手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、4口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、
銀縁のヒビ割れた鏡
、麻痺の杖、蝋燭、守護者、ラザックの剣、
角の生えた魔人を象った銅の護符
、
銅の腕輪
、古い巻物(
66
)、ブロンズの鍵
(Save Number:56)
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2018/08/11
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