ドルアーガシリーズ


 ここは、都市国家バビリム。かつては平和と繁栄の地であったが、現在は上を下への大騒ぎとなっている。
 その理由は、ドルアーガという悪魔がバビリムの至宝ブルークリスタルロッドを盗み出し、自分の棲んでいる塔のどこかに隠してしまったからだ。バビリムの平和もブルークリスタルロッドあってのことだった。そのブルークリスタルロッドがなくなっては、バビリムの破滅も遠い先のことではない。バビリムの女神イシターの巫女カイは、ブルークリスタルロッドを取り戻しにドルアーガの塔に潜入したが、逆に囚われの身となってしまった。
 カイの恋人である主人公ギルガメスは、祖国バビリムを離れてドルアーガの塔への旅に出た。
 全ては世界の平和のため、愛するカイを取り戻すため、そして自分自身のため…。

 『ドルアーガの塔』は、1985年にゲーム会社ナムコが発売したファミリーコンピューター(ファミコン)のアクションゲームで、本シリーズは、その『ドルアーガの塔』がゲームブック化されたものです。この作品こそが、日本有数のゲームブック作家鈴木直人氏の記念すべきデビュー作です。
 ドルアーガシリーズには三作あり、1階〜20階が『悪魔に魅せられし者』、21階〜40階が『魔宮の勇者たち』、そして41階〜59階が『魔界の滅亡』というタイトルになっています。ここでは、その三作をそれぞれ分析してみることにします。

悪魔に魅せられし者
魔宮の勇者たち
魔界の滅亡

2006/09/28


直前のページに戻る

トップに戻る


(C)批判屋 管理人の許可なく本ホームページの内容を転載及び複写することを禁じます。