インスマスに不穏な動きがある。酒場で出会った男の話では、夜になると<悪魔の暗礁>沖に灯りが見え、いわゆるインスマス面をした連中が、ボートで沖に乗り出しているという。この男、ジョシュによると、ボートに乗っていった者の数と、ボートで戻ってきた者の数がくいちがうらしい。これはいったいどういうことなのか。叔父の手帳を発見したことにより経験ポイント1を得たが……はぁ〜、長かった〜。はっきりとは分からないが、事態は切迫しているらしい。どうすればいいのだろうか。まだ夜は明けていない。今夜はゆっくり休もう。二階の部屋に戻った。だが、叔父の手帳の内容が気になって、まるで眠れなかった(生命力ポイントを1減らす)。
『ネクロノミコン』の108ページを書き写しておくこと。
信じられないことに、シュリュズベリイ博士に会った。博士は生きていたのだ。博士は相変わらず、クトゥルーの探求を続けている。インスマスでダゴン秘密教団が復活して、なにやら暗躍していることは、博士も確信していて、ダゴン秘密教団が<星の智慧派>と手を結んでいるのだろうといった。恐らくルルイエの深きものどもが<輝くトラペゾヘドロン>を海底から見つけ出したのだ。<輝くトラペゾヘドロン>を使って<旧支配者>を復活させる知識を得るため、ダゴン秘密教団と<星の智慧派>は結託したに違いない。
失踪事件が続いているからには、事態は急を告げている。博士と力を合わせ、一刻も早く、<輝くトラペゾヘドロン>を奪わなければならない。
<星の智慧派>についての情報は少ない。ダゴン秘密教団については、ミスカトニック大学付属図書館に保管されている、シュリュズベリイ博士の『ネクロノミコンにおけるクトゥルー』と、『セラエノ断章』を、もう一度読み直す必要がある。
インスマスへ調査に行くには、ルルイエの深きものどもとの遭遇が考えられるので、五芒星形の石が必要になるだろう。身を護るには、拳銃だけでは心もとないのだから。シュリュズベリイ博士は危険に備えて、あるものを提供してくれると言っている。
しかし<輝くトラペゾヘドロン>はどこに保管されているのだろうか。まず、これを突き止めることから始めなければならないだろう。奪い取る計画はそれからのことだ。
ジョシュという男は、かなりのことを知っていそうだ。好きな酒をたっぷり飲ませて、情報を聞き出す必要がある。
新しくわかったことでは、マーシュ精錬所がインスマスの不穏な動きに何らかの関係を持っているらしい。これはシュリュズベリイ博士が示唆したことだ。博士はこの方面から調査をしている。