甦る妖術使い(プレイ日記)


【第10回】 クールとの対面

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 … 12/12
 体力点 … 10/16
 運点 … 9/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨6枚、宝石付きの金の指輪
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、1口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、銀縁のヒビ割れた鏡、銀の杖(37)、蝋燭、守護者

〔339〜〕
 私は慎重に湖に通じている山の頂上を乗り越える。谷間には死んだような沈黙が垂れ込め、見渡す限り広がる暗く霧がかかった湖の表面には漣(さざなみ)すらたっていない。素早く湖を偵察するが、動くものは何一つ目に入らない。そのまま一時間近く忍耐強く待ち、ついに何かが西側の岸へゆっくりと漂い流れていくのを発見する。私は目を細め、それが筏とその上に座っている人影だと見てとると、馬に拍車を当てて、筏が向かっている岸の地点に向かう。そして筏が更に岸に近づくのを待って、馬を冷たい湖に乗り入れる。この骸骨は…

 クールだ!

 100年間も握ったままのラザックの剣を手にしながら、クールの骸骨は私が近づいても座ったきり動こうとしない。私は息を押し殺しながら、剣を取るためクールの方に手を伸ばす。骸骨は剣を放した途端、囁くような溜め息とともに塵となって崩れ、筏の丸太の間を通って湖の中に消えた。その溜め息は、肩の荷が下りて嬉しがっているようにも聞こえた。扨(さて)、クールを継いで私が恐るべきラザックの剣を手にしたわけだが、私はこの後のことを考える。まずはヤズトロモに報告だ。ヤズトロモの塔へ戻ろう。私の心の内は、ラザックの剣の保持者としてその先に待ち受ける運命についての考えで満たされる。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 … 12/12
 体力点 … 10/16
 運点 … 9/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨6枚、宝石付きの金の指輪
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、1口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、銀縁のヒビ割れた鏡、銀の杖(37)、蝋燭、守護者、ラザックの剣
 (Save Number:339→165)

← 【第9回】へ | 【第11回】へ →


2018/01/01


直前のページに戻る

『甦る妖術使い』のトップに戻る

ゲームブックプレイ録のトップに戻る

トップに戻る


(C)批判屋 管理人の許可なく本ホームページの内容を転載及び複写することを禁じます。