〔粘土のゴーレム〕 技術点 8 体力点 96ラウンド目でゴーレムにとどめの一撃を加えたが、そのとき剣がゴーレムの湿った粘土に止まったままになってしまった。ゴーレムは倒れる木のごとく地面に頽(くずお)れるが、そのはずみで私の手から剣がもぎ取られる。ゴーレムの身体から剣を抜くのには時間がかかった。もしこれが戦闘中だったら、隙だらけの私はゴーレムの万力のような手の餌食になっていたことだろう! 危ねぇ危ねぇ……。恐怖に打ち震えながらも、私はゴーレムの身体を調べてみる。ゴーレムの頭が二つに割れ、粘土に押し込まれた宝石付きの金の指輪を見つける。まあ、こんな強力な魔法生物の身体の中にあったものだから、何か価値があるものに違いない。私が指輪を指にはめた途端、宝石からは何やら不思議な光が迸(ほとばし)ったが、その後は何も起こらない。まあ、然るべき時が来たらこの指輪の力がわかるだろう。私は湖に向かって馬を進める。
〔批判屋〕 技術点 12 体力点 12
[戦闘ラウンド(青字はDDの値)]
[1R] ×〔粘土のゴーレム〕8+7=15 < 20=12+8〔批判屋〕○(D=6) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=7
[2R] ×〔粘土のゴーレム〕8+5=13 < 17=12+5〔批判屋〕○(D=2) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=5
[3R] ×〔粘土のゴーレム〕8+7=15 < 17=12+5〔批判屋〕○(D=2) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=3
[4R] ×〔粘土のゴーレム〕8+10=18 < 20=12+8〔批判屋〕○(D=4) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=1
[5R] ○〔粘土のゴーレム〕8+10=18 > 16=12+4〔批判屋〕×(D=5) ⇒ 〔批判屋〕体力点−2=10
[6R] ×〔粘土のゴーレム〕8+7=15 < 16=12+4〔批判屋〕○(D=1) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=0