甦る妖術使い(プレイ日記)


【第9回】 箱の中身は

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 … 12/12
 体力点 … 12/16
 運点 … 9/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨6枚
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、1口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、銀縁のヒビ割れた鏡、銀の杖(37)、蝋燭、守護者

〔29〜〕
 湖に向かって山を下りていく途中、錆びた鉄の箱が木の根元に転がっているのを見つける。何だろう。興味本位で箱に近づいてみる。箱にかけられている鍵まで錆びついているようだ。私は剣で鍵を壊し、箱を抉(こ)じ開ける。中には小さな粘土の人形以外何も入っていない。興味本位で人形を手に取ってみる。次の瞬間、人形が大きくなり始めたではないか! もはや私の手に収まる大きさではなくなったので、人形を放り出した。それでも人形は大きくなっていく。今や私の身長よりもはるかに高く聳え立っている。柔らかく順応性に富んだ粘土はまさに今地面から掘り出されたように見える。この不格好な怪物は私に向かってぎこちなく歩みを進め、棍棒のような両手を振り上げる。まずいことに、この粘土の怪物は私と馬の間に立ちはだかっている。粘土のゴーレム(クレイゴーレム)を倒さない限り馬に戻ることもできないのだ。即ち、戦うしかない! だが、柔らかい粘土相手にこちらの剣がどれだけ通用するのだろうか。各戦闘ラウンドの後、を行う。
 〔粘土のゴーレム〕 技術点  8  体力点  9
 〔批判屋〕    技術点 12  体力点 12

[戦闘ラウンド(青字DDの値)]

[1R] ×〔粘土のゴーレム〕8+=15 < 20=12+〔批判屋〕○(D=6) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=7
[2R] ×〔粘土のゴーレム〕8+=13 < 17=12+〔批判屋〕○(D=2) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=5
[3R] ×〔粘土のゴーレム〕8+=15 < 17=12+〔批判屋〕○(D=2) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=3
[4R] ×〔粘土のゴーレム〕8+10=18 < 20=12+〔批判屋〕○(D=4) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=1
[5R] ○〔粘土のゴーレム〕8+10=18 > 16=12+〔批判屋〕×(D=5) ⇒ 〔批判屋〕体力点−2=10
[6R] ×〔粘土のゴーレム〕8+=15 < 16=12+〔批判屋〕○(D=) ⇒ 〔粘土のゴーレム〕体力点−2=0
 6ラウンド目でゴーレムにとどめの一撃を加えたが、そのとき剣がゴーレムの湿った粘土に止まったままになってしまった。ゴーレムは倒れる木のごとく地面に頽(くずお)れるが、そのはずみで私の手から剣がもぎ取られる。ゴーレムの身体から剣を抜くのには時間がかかった。もしこれが戦闘中だったら、隙だらけの私はゴーレムの万力のような手の餌食になっていたことだろう! 危ねぇ危ねぇ……。恐怖に打ち震えながらも、私はゴーレムの身体を調べてみる。ゴーレムの頭が二つに割れ、粘土に押し込まれた宝石付きの金の指輪を見つける。まあ、こんな強力な魔法生物の身体の中にあったものだから、何か価値があるものに違いない。私が指輪を指にはめた途端、宝石からは何やら不思議な光が迸(ほとばし)ったが、その後は何も起こらない。まあ、然るべき時が来たらこの指輪の力がわかるだろう。私は湖に向かって馬を進める。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 … 12/12
 体力点 … 10/16
 運点 … 9/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨6枚、宝石付きの金の指輪
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、1口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、銀縁のヒビ割れた鏡、銀の杖(37)、蝋燭、守護者
 (Save Number:102→339)

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2017/12/31


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