甦る妖術使い(プレイ日記)


【第7回】 夜の脅威

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 … 11/12
 体力点 … 10/16
 運点 … 8/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨6枚
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、2口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、銀縁のヒビ割れた鏡、銀の杖(37)、蝋燭

〔252〜〕
 林を抜けてからは平穏な道中だった。失われた湖も見つからず、まさに平凡というにふさわしい。ふと西を見ると、太陽が沈んでいくのが見えた。そろそろ夜だ。野宿できるところを探そう。
 野宿できる場所は案外すぐに見つかった。馬を近くの木にしっかりつなぎ止める。馬も一日がんばった。馬に感謝しつつ、寝るとすんべぇ(なぜ訛る?)。月が丸くて赤い。確か、「月明かりが綺麗」なのと「おっさんの禿げ頭がまぶしい」のは同じ理窟で光るんだっけ? などということを思い出しながらだんだん眠りにつく。失われた湖に辿り着く夢でも見ながら……

ワオォォォオーーー!!

 悪魔城ドラキュラにでも出てきそうな狼の雄叫びに目を覚ます。狼だと? そう言えば、丸くて赤い月…ひょっとして、これって月食? 月食は満月の日に起きると聞く。ちなみに日食は新月の日に起きる。だから「狼男は満月を食べる」と覚えていたりする。
 ……なんてことを考えていると、突然小枝がはじける音と低い唸り声が聞こえる。影が動いているぞ。これは、ちょっとまずいかも。本当に狼男が登場しちゃったりしています。そうだ。この「月の指輪」で退治できるかも。私は狼男に月の指輪をかざす。しかし、何も起こらない。使い方が悪いのか、何か呪文が必要なのか、あるいはその両方か。いずれにしても、狼男には効果がない。ええい、この役立たずの指輪め! だが、悪態をついても仕方がない。狼男に殺されたくなければ、戦うしかない!
 〔狼男〕  技術点 8   体力点 9
 〔批判屋〕 技術点 11  体力点 12

[戦闘ラウンド(青字DDの値)]

[1R] ×〔狼男〕8+=10 < 21=11+10〔批判屋〕○ ⇒ 〔狼男〕体力点−2=7
[2R] ○〔狼男〕8+=15 > 14=11+〔批判屋〕× ⇒ 〔批判屋〕体力点−2=8
[3R] △〔狼男〕8+=16 = 16=11+〔批判屋〕△
[4R] ×〔狼男〕8+=12 < 17=11+〔批判屋〕× ⇒ 〔狼男〕体力点−2=5
[5R] ×〔狼男〕8+=15 < 16=11+〔批判屋〕○ ⇒ 〔狼男〕体力点−2=3
[6R] ×〔狼男〕8+=13 < 16=11+〔批判屋〕○ ⇒ 〔狼男〕体力点−2=1
[7R] △〔狼男〕8+=17 = 17=11+〔批判屋〕△
[8R] ×〔狼男〕8+=14 < 17=11+〔批判屋〕○ ⇒ 〔狼男〕体力点−2=0

 8ラウンドもかかってしまったが、何とか狼男を倒すことができた。だが、狼男も無駄に死んだわけではない。狼男に噛まれた箇所が疼いている。ふと、狼男に噛まれてしまった者も狼男(狼女?)になってしまう病を思い出した。アランシアではこれをライカンスロープ症というらしい……って、そんなことはどうでもいいわ! ちょっと(どころではない)まずい状況に陥った。このままでは狼男に変身してしまう。そうしたら、次の満月の夜、一度は友人だった大切な人を自らの手で狩るという呪われた二重の生活を宣告されてしまうのだ。私は怖れ慄(おのの)き、治療薬を1口飲む(治療薬−1、体力点+4)。だが、ライカンスロープ症が治まったようには思えない。どうしようどうしよう……とそのとき、首にかけている正気の水晶が光り輝いた。そうか、私にはこの水晶があったんだ。あの鉱夫さんのお蔭で助かった。鉱夫さんに感謝しながら再び眠りにつくことにしよう。
 明るくなると、馬に乗り、また東へと進み始める。見晴らしがいいところへ出ようと、一番高い山の頂上を目指す。そして、信じられないようなものを目にする。南東の谷間に湖が見えている! ざっと見積もって2時間くらいで着くだろう。新たなる決意とともに、湖に向かって進み始める。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 … 11/12
 体力点 … 12/16
 運点 … 8/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪、髑髏の指輪、金貨6枚
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ、銀縁のヒビ割れた鏡、銀の杖(37)、蝋燭
 (Save Number:36→178)

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2017/11/02


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