甦る妖術使い(プレイ日記)


【第4回】 骨の谷の守り人

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 … 11/12
 体力点 … 9/16
 運点 … 11/12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、3口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ

〔180〜〕
 次の山の麓で、私は辺り一面に見たことのない生き物の大きな骨が散らばっているのを見つける。うず高く積み上げられたものもあり、広い地域に散らばっているものもある。そして、私は黒いマントを身に着けた小さなフード姿の人影が、骨の山の後ろから別の骨の山に慌てふためいて走って行くのに気がつく。
「あっちへ行っちまえ! あっちへ行っちまえ!」
 彼は恐怖に震えた声で叫ぶ。どうしたのだろう。とりあえず落ち着いてもらうことにしよう。そう思い、骨の山に近づいてみることにする。しかし、小男は錯乱したかのように次から次へとこちらに骨を投げつけてくる。…うわっ、危ない! ようし、こうなったら、多少手荒な手段になるが、彼を落ち着かせよう(成り行きでこうならざるを得ない虚しさよ…)
 私は剣を手に馬から飛び降り、二本の長い骨を持ったすばしっこい男を攻撃する。しかし、殺す気はない。気絶させるだけだ。
 〔骨の守り人〕 技術点 5   体力点 6
 〔批判屋〕   技術点 11  体力点 9

[戦闘ラウンド(青字DDの値)]

[1R] ×〔骨の守り人〕5+=12 < 16=11+〔批判屋〕○ ⇒ 〔骨の守り人〕体力点−2=4
[2R] ×〔骨の守り人〕5+12=17 < 19=11+〔批判屋〕○ ⇒ 〔骨の守り人〕体力点−2=2
[3R] ×〔骨の守り人〕5+=12 < 20=11+〔批判屋〕○ ⇒ 〔骨の守り人〕体力点−2=0
 骨の守り人は、私の峰打ちで気絶する。だが、守り人は気絶する瞬間、こちらを睨みつける。その恨めしそうな視線に一瞬全身が硬直した(運点から3を引く)。
 私は、骨の守り人が首の回りに革のサイフをかけていたのを見つける。中には、それぞれよく磨かれた三つの骨製の指輪が入っている。一つは表面に満月の印が彫り込んであり、二つ目には短剣の紋章が、三つ目には髑髏が彫られている。よし、一つずつ嵌めてみよう。まずは月の指輪からだ。狼男から身を守る御守りのように思える。指輪をこすり、高く掲げ、命令もしてみる…何も起こらないぞ。まあいい、持っていくか。次は髑髏の指輪だ。呪われそうな気もするが…何も起こらない。よし、これも持っていこう。最後は短剣の指輪だ。嵌めると短剣の攻撃力が上がったりして…そんな気持ちで嵌めたが、実際の効果はそのようなものではなかった。短剣の指輪を嵌めると、気を失っている骨の守り人が地面から起き上がり、短剣を手にこちらに向かってくるではないか。そして、恐るべき速さと正確さでこちらに向かって短剣を投げてきた。ここでを行う。出た目は…だ。短剣は左肩に深々と突き刺さる。体力点4を失う。危なかった。あと数センチメートルずれていたら心臓だった……。骨の守り人は私に短剣を投げつけただけで満足したらしく、すぐまた地面に昏倒する。私は短剣の指輪を外して投げ捨てる。こんなものいるか。骨の谷には守り人以外に誰かいるような気がする。こんな不気味な場所に長居は無用だ。私は、呪われた骨の谷間を抜けて東へ進む。
 骨の谷を離れたい一心で、私は花崗岩の岩石の山に達するまで馬を急き立てる。そこにある最も大きな岩石に、ほとんどコケに覆われた文字が彫り込んであるようだ。何だろう。私はコケのかけらを引きはがし、碑文を読んでみる

 “御影石の扉から 先へ進まんと思うなら 番号を押せ いち(1) はち(8) よん(4) と”

 私は碑文を記憶し、また馬に乗って駆け進む。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 … 11/12
 体力点 … /16
 運点 … /12
 メモ … カメレオナイトの血を塗った、御影石の扉から先へ進むには184と押す
 宝物 … 金塊(金貨10枚分)、正気の水晶、月の指輪髑髏の指輪
 手に入れた物 … ヤズトロモの治療薬(体力点+4、3口分)、鎖帷子、聖水の瓶、ナイフ
 (Save Number:306→324)

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2017/08/13


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