仮面の破壊者(プレイ日記)
【第20回】 女神の強制発動
〔STATUS
(現在の値/原点)
〕
技術点 ……… 10(+1*)/10 墓鬼の剣(*技術点+1で原点を超えても可)
体力点 ……… 16/22
運点 ………… 9/10
金貨 …… 5
食料 …… 7
飲み薬 …… ツキ薬(原運点+1まで回復)
装備明細 …… 剣、革の鎧、ザック、
ザクロ石の指輪
、鉄の笏(支配する者は
ただ1人
であるべし)、銅の鉱石の塊、つるはし、スナタ猫の牙(
11匹
の龍の模様と
8個
のリンゴの種)、
女神コランバラの石像
、剣歯虎の鉤爪、ヘヴァーの角笛(邪悪な敵の技術点-1)、宝石入りの首飾り、回復の水薬(体力点が最大6点回復する)、透明人間マント、耐凍薬
メモ …… ガーリンを呼び出す場合は
100へ進む
、ジュジャのいる場所は『地面じゃないけど支えられる、水じゃないけど流れられる、空気じゃないけど噴き出せる、火じゃないけど爆発できる』場所
〔380〜〕
ここで、
DD
を行う(いきなり、と思うかもしれないが)。結果は
5
と出ました。
私は北岸に泳ぎつき、焚き火を熾した。十分体が乾いたことを判断してから、滝壺の水で火を消す。そして、先程見えた脇道を見つける。
次の瞬間、全ての時間が停止した。私は身動き一つ取れない。だが、頭だけははっきりしている。全身金縛り状態の私の目の間に、もはやお決まりの光景が現われた。
女神リーブラは、またもやラフな格好で私の前に現れた。この全身金縛り状態を何とかして欲しいのだが。
「今そなたが動くと、時間エントロピー修復機関に影響が出ます。しばらくの辛抱です。」
時間エントロピー修復機関? SAGB版バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいなことを言うなあ。主人公のマーティーに危険が差し迫ったとき、運勢値が3点以上ないと、時間エントロピー修復機関の助けを得られずENDになるゲームブックだったような記憶があるぞ。そして、その時間エントロピー修復機関の設立者がドク(エメット・ブラウン)というSAGBオリジナル設定もあったなあ。
「我が忠実なるALADDINよ。よくぞここまでたどり着きました。今そなたのいる滝壺こそが“問題となる場所”だったのです。」
問題となる場所? そうだった。確か、この冒険のクリア必須アイテムはサイコロ運で入手の可否が決まってしまうんだったっけ?
「その通りです。実は、野火の場面もそなたは3分の1の確率で焼死する運命でしたが、それはどうにか軽い火傷程度で乗り切ったので、私はそのまま見守ることにしました。滝壺での水浴びで足の裏の軽い火傷もだいぶ治ったとみえますね。」
軽い火傷って、体力点4は軽くはないと思うんですけれど。
「話を戻しましょう。そなたの素通りした滝壺には、クリアに欠かせない重要なアイテムが眠っていたのです。」
「素通りですって? 私が素通りしたのはスカンポくらいだと思っていたのですが。」
「スカンポは、そなたの通った道には生えていないものでした。それに、スカンポはクリア必須アイテムではないのでまだましとしましょう。しかし、この滝壺に隠されているアイテムはクリアには必要不可欠で、しかもそれを入手するには
DD
の結果が2、3、11、12でなくてはなりません。この確率は6分の1で、しかもアリオンの兜をかぶっていないと入手できないというロビンの陰謀です。」
ぐぬぬ、ロビンめ。錬金術師に襲いかかる選択を用意したり、6分の1以下の確率でしかクリアできなくさせたり、全く以て極悪非道な奴だ。
「尤も、兜を失うのは野火が治まった後に東へ進んだ場合に起こり得ることです。西に進んだのは正解でしたね。」
そんなネタバレを、女神の権限で言っていいのだろうか。しかし、リーブラは私のそんな考えもお構いなしに、次の話に進んだ。
「ALADDINよ、約束通り『どうにか』しましょう。今から時間を少し巻き戻します。そして、滝壺におけるそなたの
DD
を
ピンゾロの丁
(1と1の目)に設定します。」
「ありがとうございます、女神リーブラ。」
「これで私が千葉県野田市教育委員会の回し者ではないことがお分かりいただけたと思います。ですが、私が時間を巻き戻す操作をするということは……」
「
RIP
の記録をしろと。」
「その通りです。本来ならば、最後の最後でクリアできない場面に行き当たるのですが、それは
管理人にとって都合が悪いので
あまりにも酷と思われます。今分かった方が
管理人にとっても
そなたにとっても無駄な労力を使わずに済むことでしょう。」
リーブラは更に続けた。
「ALADDINよ、現状の能力値に不満はありませんか?
(それ、前回も同じことを言ったような気がする)
」
「確かに、全てが最高値ならばそれに越したことはないのですが、今回は能力値が原因で死ん……いえ、時間を止められたわけではないので、不満はなしということで大丈夫です。
(それ、前回も同じようなことを言ったような気がする)
」
「よろしい。それでは、話が各回につながるように、少し時を逆行させましょう。
(それ、前回も…以下略)
」
リーブラはそう言うと、天秤を反時計回りに回した。私の周りの時空が歪む……。
以下の状態で、380から再スタートします。
〔STATUS
(現在の値/原点)
〕
技術点 ……… 10(+1*)/10 墓鬼の剣(*技術点+1で原点を超えても可)
体力点 ……… 16/22
運点 ………… 9/10
金貨 …… 5
食料 …… 7
飲み薬 …… ツキ薬(原運点+1まで回復)
装備明細 …… 剣、革の鎧、ザック、
ザクロ石の指輪
、鉄の笏(支配する者は
ただ1人
であるべし)、銅の鉱石の塊、つるはし、スナタ猫の牙(
11匹
の龍の模様と
8個
のリンゴの種)、
女神コランバラの石像
、剣歯虎の鉤爪、ヘヴァーの角笛(邪悪な敵の技術点-1)、宝石入りの首飾り、回復の水薬(体力点が最大6点回復する)、透明人間マント、耐凍薬
メモ …… ガーリンを呼び出す場合は
100へ進む
、ジュジャのいる場所は『地面じゃないけど支えられる、水じゃないけど流れられる、空気じゃないけど噴き出せる、火じゃないけど爆発できる』場所
RIP … 1.死の湖で触手に湖底へ引きずり込まれる(109)、
2.クリア必須アイテムをサイコロ運によって素通りさせられる(393)
(Save Number:380)
← 【第19回】へ
|
【第21回】へ →
2024/03/26
直前のページに戻る
『仮面の破壊者』のトップに戻る
ゲームブックプレイ録のトップに戻る
トップに戻る
(C)批判屋 管理人の許可なく本ホームページの内容を転載及び複写することを禁じます。