〔ナンディ熊〕 技術点 9 体力点ドラガーのときと同様、最後の一撃は峰打ちにした。ナンディ熊の棲家に不法侵入した私が悪いのだ。ナンディ熊は私の足元で意識を失って倒れている。ここでキャンプをしよう。坑道の出口付近にある枯れ枝を集め、火打石と火口箱を使って焚き火を熾す。水たまりを歩いたせいで腰から下が濡れていたが、それも乾かせる。一方、ナンディ熊はその頃意識を回復してこちらを見たが、焚き火が怖いのか、近づいては来ない。どうやら大丈夫のようだ。さて、寝る前にドラガーの部屋から持ってきた装飾品を調べることにしよう。確か、スナタ猫の牙、金貨5枚、何かの女神を象った石像の3点だったな。このうち金貨5枚は見た目通りのものだ。スナタ猫の牙をよく調べてみると、牙には11匹の小さな龍を象った複雑な模様が彫り込まれている。それだけではない。上部は蓋になっていて、ねじれば外れるようになっている。中には8個のリンゴの種が入っている。誰かの手によってわざわざこんなに手間をかけて作ったのだ。重要な品物に違いない。なくさないよう大切にしよう。そして、何かの女神を象った石像を調べてみる。石像の台の部分にルーン文字が彫ってある。コ・ラ・ン・バ・ラ……コランバラ、クールの神のうち農業を司る女神の名前だ。以上、3点を調べました。あとは持ってこなかった革袋が気になる装飾品だが、ないものは調べられないからあきらめよう。それよりも、ロビンの底意地の悪さが今回のナンディ熊戦でも出ていたことが明らかになった。運だめしと技術点との比較、両方とも成功しないとナンディ熊との戦いが不利になる仕様はまだ理解できる。問題はその順番だ。技術点との比較が先であれば、無駄に運点を消費することはなかっただろう。だが、運だめしが先なので、必ず運点を消費してしまうのだ。プレイすればするほどク×ゲーであることが浮き彫りになっていくのが今回の冒険である。そんなことを考えながら、いつの間にか眠りに就いた。116
〔批判屋〕 技術点 11 体力点 17
[戦闘ラウンド(青字はDDの値)]
[1R] ×〔ナンディ熊〕9+8=17 < 18=11+7〔批判屋〕○ ⇒ 〔ナンディ熊〕体力点−2=4
[2R] ×〔ナンディ熊〕9+4=13 < 18=11+7〔批判屋〕○ ⇒ 〔ナンディ熊〕体力点−2=2
[3R] ×〔ナンディ熊〕9+5=14 < 18=11+7〔批判屋〕○ ⇒ 〔ナンディ熊〕体力点−2=0
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