死神の首飾り(プレイ日記)


【第21回】 ドラゴンの洞窟

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 ……… 12(+2)/12 (戦闘時のみ)
 体力点 ……… 19/19
 運点 ………… 11/11
 金貨 …… 14
 宝石 …… 死神の首飾り
 食料 …… 6、黄金のリンゴ
 飲み薬 …… ツキ薬(原運点+1まで回復)
 装備明細 …… 剣、革の鎧、ザック、たいまつ5本、銀の鎖帷子(戦闘時のみ技術点+1)、剣術の指輪(剣を用いている場合に限り戦闘時のみ技術点+1)、陶製のバラ、困ったときの書、ドラゴン殺しの槍(戦闘時のみ技術点+1)、琥珀色の松脂の入った瓢箪
 メモ ………… 「自然そのものである母なる神よ、我を助けたまえ」

〔110〜〕
 硫黄の臭いが強くなってきているが、構わず階段を登る。ついに広い洞窟にたどり着く。ドラゴンの棲家だ。ホッグロードの言葉通りならば、ここにドラゴンの鱗があるに違いない。私はたいまつに火を点け、ドラゴンの洞窟に踏み込んでいく。左右に注意しながら慎重に進んで行くと、本道から分かれる小さなトンネルがある。支道の壁はつるつるだ。強い硫黄の臭いがトンネルの中に充満している。取り敢えずこのまま本道を進んでみよう。私は岩肌の広い本道を歩いていく。本道は左に曲がり下り坂になる。角を曲がったところで、巨大なドラゴンに出くわす。



 重たそうな瞼は閉じられ、硫黄交じりの煙が鼻から吐き出されている。長さは18メートルもあろうか、表皮は厚ぼったい鱗で覆われていて、長い尻尾は巻かれている。宝石や黄金、聖杯、壺などたくさんの宝物がドラゴンの体の下に乱雑に散らばっている。古びた鱗が2〜3枚、ドラゴンのそばに落ちている。ここで私のするべきことは、ドラゴンの鱗を拾うことだ。ドラゴンの宝物なんぞに手を出している暇はない。だが、ドラゴンの鱗を拾うには、もう少しドラゴンに近づかなくてはならない。私はドラゴンに向かって這って進もうと試みた。匍匐(ほふく)前進というやつだ……が、これでは進みづらい。匍匐前進は諦めて、結局は抜き足差し足忍び足で……。次の瞬間、ドラゴンの鼻がぴくぴく動いたかと思うと、黄色く濁った眼が開くではないか! まだ寝ぼけまなこのようだが、これでは見つかってしまう。私はすぐさま抜き足差し足忍び足で引き返した。そして、本道を諦め、引き返して支道を進むことにした。ドラゴンが再び目を閉じたので、安心した。
 さて、壁のつるつるした支道を歩いていく。道は徐々に左へ曲がり、下り坂になり、これまた大きな洞窟に出る。またもやドラゴンだ。体の大きさからしてさっきのドラゴンだろう。先程と異なる点は、ドラゴンの後ろ側にいるということだ。鱗、鱗……あった! 私は、再び抜き足差し足忍び足でドラゴンに近づくと、剥がれた鱗を三枚ほど拾った。ドラゴンはこちらに気づかない。鱗さえ手に入れば、こんな危険なところに長居は無用だ。ドラゴンの宝などには目もくれず、私は道を引き返した。やがて、ドラゴンの洞窟の入口まで戻ってきた。
 ひとまず安全な場所を見つけたので、そこで休憩を取る。ドラゴンの鱗を検めると、三枚とも人間の腕くらいの長さがある。ホッグロードの言っていた通り、これなら盾を作れるだろう。ドラゴンの鱗を盾になるように床に並べ、琥珀色の松脂の入った瓢箪の口を開けた。松脂を鱗につけて、松脂が乾くのを待つ。よし、ドラゴンの鱗の盾が完成したぞ。Wizardry6風に言うと、ドラゴンの鱗と琥珀色の松脂を組み合わせてドラゴンの鱗の盾が出来た、というわけだ。私は、再び階段を登り続ける。もうすぐ頂上だ。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 ……… 12(+2)/12 (戦闘時のみ)
 体力点 ……… 19/19
 運点 ………… 11/11
 金貨 …… 14
 宝石 …… 死神の首飾り
 食料 …… 6、黄金のリンゴ
 飲み薬 …… ツキ薬(原運点+1まで回復)
 装備明細 …… 剣、革の鎧、ザック、たいまつ5本、銀の鎖帷子(戦闘時のみ技術点+1)、剣術の指輪(剣を用いている場合に限り戦闘時のみ技術点+1)、陶製のバラ、困ったときの書、ドラゴン殺しの槍(戦闘時のみ技術点+1)、琥珀色の松脂の入った瓢箪ドラゴンの鱗の盾
 メモ ………… 「自然そのものである母なる神よ、我を助けたまえ」
 (Save Number:385→69)

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2025/01/15


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