雪の魔女の洞窟(プレイ日記)


【第5回】 雪の魔女の配下との連戦

〔STATUS(現在の値/原点)
 技術点 … 12/12
 体力点 … 15/19
 運点 … 7/9
 特筆点 … 魔神をプリズムから救い出した
 金貨 … 0
 食料 … 8
 飲み薬 … ツキ薬(原運点+1の値まで回復)
 所持品 … 剣、戦鎚(ハンマー)、、マント、魔法の銀の笛、ルーン文字の刻まれた棒、<勇気の護符>、石投げと鉄の玉3つ

〔288〜〕
 地下道は間もなく別の洞窟に出る。そこでは白い髭を生やし白い毛皮を纏(まと)った巨大な男が木の箱を高い棚に載せようとしているところだ。男は霜の巨人である。この巨人の塒(ねぐら)からの出口は一つしかない。向かい側の壁にある地下道の入口だ。あの巨人の持っている箱には、何やら大事なものが入っていそうだぞ。よし、ここは巨人を攻撃することにしよう。だが、まともに戦おうとすると厄介な敵だな。ここはドワーフにもらった石投げを使うことにする。鉄の玉を石投げに仕掛けて頭の上で振り回し、霜の巨人目がけて放つ。まるで原始人がマンモスを狩るみたいだ。それはさておき、ここで技術点チェックをする。DD≦技術点で成功(ですが、現在の技術点12ですから自動的に成功します)。鉄の玉は宙を飛んで霜の巨人のこめかみに命中する。巨大な身体がトランプのお城の如く床に崩れ落ちる。巨人が持ち上げていた木の箱が壊れて中が開き、中身がこぼれ出る。手の込んだ細工の指輪が3つと甘い香りをはなつひびの入ったビンが1つ見つかる。甘い香りの正体は、ただの香水だ。紳士の身だしなみとしてはよいが、今回は捨て置くことにする。次に指輪を調べてみると、金の指輪、銀の指輪、銅の指輪の3つがある。まずは金の指輪を嵌めてみる。この指輪は魔法の指輪で、嵌めていると凍えるほどの寒さにも耐えられる。運に1点加える。次は銀の指輪…といきたいところだが、ここで先程のノーム小人の私物のことを思い出す。この3つの指輪のうち、どれか1つは罠がかかっている可能性がある。どうもこの指輪は怪しい。ウィザードリィでも、銀の指輪は呪われた品物であることが多い。従って、銅の指輪を嵌めることにする。この指輪も魔法の指輪で、一度だけ加勢の戦士を呼び寄せる力がある。運に1点加える。これで運点原点数まで戻った。銀の指輪には手をつけず、次の地下道を進んでいくことにする
 地下道は間もなく十字路になるが、左右の道を調べるひまもなく、前方から人間に似た形をした奇妙な影が近づいてくる。その正体は…結晶戦士だ。雪の魔女の近衛兵の一人で、私と戦うためによこされたのだ。身体は石英で出来ていて、雪の魔女の魔法によって命をあたえられている。畜生、恐らくあのプリズムを持っていた幻術士が呼び寄せたに違いない。たちの悪いことに、刃を受けつけないので剣は役に立たない。何か他のものは……そうだ、戦鎚だ!戦鎚のような鈍器で木端微塵に打ち砕けばよいのだ。さあ、結晶戦士め、来るなら来い!
 〔結晶戦士〕 技術点 11   体力点 13
 〔批判屋〕  技術点 12   体力点 15
[戦闘ラウンド(青字DDの値)]
[1R] ×〔結晶戦士〕11+10=21 < 22=12+10〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=11
[2R] ×〔結晶戦士〕11+=20 < 21=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=9
[3R] ○〔結晶戦士〕11+=19 > 18=12+〔批判屋〕× ⇒ 〔批判屋〕体力点−2=13
[4R] ×〔結晶戦士〕11+=20 < 22=12+10〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=7
[5R] △〔結晶戦士〕11+=18 = 18=12+〔批判屋〕△ ⇒ 相殺
[6R] ×〔結晶戦士〕11+=18 < 20=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=5
[7R] ×〔結晶戦士〕11+=16 < 21=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=3
[8R] ×〔結晶戦士〕11+=18 < 21=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=1
[9R] ×〔結晶戦士〕11+=18 < 20=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔結晶戦士〕体力点−2=0
 一撃を食らい、9ラウンドまで長引いたが何とか結晶戦士を木端微塵に叩き潰すことが出来た。かつて結晶戦士を構成していた石英のかけらを踏み越えて地下道を更に前進し、丁字路に行き当たる。右か左か左か右か。…今度もだ!
 地下道は木の扉で行き止まりになるが、扉には鍵がかけられている。耳を押し付けるとのろのろと引きずるように床を横切る足音がする。誰かいるのか?…コンコン。扉を叩いてみる。「誰かいますか?」……しばらくして扉が開く。開いてくれたのは…なんとゾンビ(死者)だった。皮膚の色は胸の悪くなるような灰色がかった白で、虚ろな目とのろい動作は自分の意志を持たぬゾンビに間違いない。有無を言わさず攻撃する。ゾンビは、扉の陰から棍棒を取り出して戦いに進み出る。
 〔ゾンビ〕  技術点  6   体力点  6
 〔批判屋〕  技術点 12   体力点 15
[戦闘ラウンド(青字DDの値)]
[1R] ×〔ゾンビ〕6+=15 < 22=12+10〔批判屋〕○ ⇒ 〔ゾンビ〕体力点−2=4
[2R] ×〔ゾンビ〕6+=12 < 15=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔ゾンビ〕体力点−2=2
[3R] ×〔ゾンビ〕6+=11 < 19=12+〔批判屋〕○ ⇒ 〔ゾンビ〕体力点−2=0
 きっかり3ラウンドでゾンビを黄泉の世界へ送り返した。ゾンビにとってもこの方が楽であろう。それにしても、なぜこんなところにゾンビがいたのだろうか?その答はすぐにわかった。ゾンビは扉の奥の倉庫を管理していたのだ。ゾンビは主人の側に仕えるにはやや鈍重な面があるので、宝物庫などの番人として配置されることが多いと聞く。倉庫の壁には壺やビンが並び、箱や樽が床にたくさん積み上げられている。私はそれらを調べるが、興味を引くものは少なかった。以下のものが見つかる。ミノタウロスの角の粉末が1ビン、ニンニクが少々、歯がいっぱい詰まった箱が一つ、トカゲの尾の漬物が1ビン、それに大きな龍の卵が4つだ。全部をザックに入れるのは無理だから、この中から3つだけ持っていくことにする。ミノタウロスの角の粉末ニンニク龍の卵の3つにしよう。倉庫を出て分かれ道に戻り、そのまま直進する(つまり、右の道へ進む)。

〔STATUS(現在の値/原点)
 ※ 変化があったものは赤い太字
 技術点 … 12/12
 体力点 … 13/19
 運点 … /9
 特筆点 … 魔神をプリズムから救い出した
 金貨 … 0
 食料 … 8
 飲み薬 … ツキ薬(原運点+1の値まで回復)
 所持品 … 剣、戦鎚(ハンマー)、、マント、魔法の銀の笛、ルーン文字の刻まれた棒、<勇気の護符>、石投げと鉄の玉2つ金の指輪銅の指輪ミノタウロスの角の粉末ニンニク龍の卵
 (Save Number:200→150)

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2014/04/08


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