フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)



【第134回】ドラゴンの洞窟の番人

 あたし達はドラゴンの洞窟の奥へ進んで行く。ここで、新しい敵が現れたわ。



 双頭龍とも呼ばれる敵ね。ニュークリアを唱えてきたりして結構強かったけれど、精霊の冠を持っていたわ。これはリーゼルに装備してもらいましょう。
 この洞窟内で、3つの宝箱を見つけたから、紹介するわね。
 赤い宝箱の中身はミミックなどではなく、人間が造り出した最高の鎧と呼ばれる覇王の鎧(防禦力+50)だったわ。これはクリスのものね。
 緑の宝箱の中身は、ロキからもらったエンチャントローブだったわ。これはリーゼルのものね。
 金色の宝箱の中身は、最強の槍と呼ばれるグングニルよ。ガングニールとも呼ばれているわ。これはクリスのものね。
 道中の敵とも戦って、例の翼の存在まで来たわ。



 ここで、あたし達のステータスを確認するわよ。レベルも全員60以上になったわ。

 (↓現在のステータスです。画像をクリックすると詳細を見ることができます。↓)

 (↑尚、ソフィーはステータス画面に登場しません。↑)

 リーゼルのHPが完全に回復していないけれど、戦闘が始まって2ターン目に超癒しの歌で回復してあげるから、それまで我慢してちょうだい。



 どうやら、このニーズヘッグというドラゴン、ロキだから通さないと言っているようね。でも、様子がおかしいわ。何者かに操られているみたい。
 そう言えば、ニーズヘッグの頭に何か光っているものが……。
「アレクよ、雑魚は私達が引き受ける。そなたはニーズヘッグを頼む。彼の頭の宝石を破壊してくれ。」
「承知した。」
 こんなことをするのは神しか考えられないわ。飽くまでもあたし達を侵入させない魂胆ね。いいわよ。受けて立つわ。



 でも、このニーズヘッグは飽くまでも操り人形。殺してはいけないわ。
 今に始まったことではないけれど、魔界や神界の敵は全体的に大きい敵ね。画面に入りきらないじゃないのよ。
 まず、アレクは氷天三連突、あたしは国歌、リーゼルは聖なる息吹、クリスはヴァルキリーズジャベリンを使った。
 グレートドラゴンがリーゼルに1回打撃を与えたけれど、リーゼルは何とか持ちこたえたわ。
 クリスの一撃で、グレートドラゴンの片方が倒れたわよ。



 リーゼル、よく頑張ったわね。
 次のターンは迷わずあたしの超癒しの歌で全体回復をしたわ。それでもまだ足りないわね。
 危ないところだったけれど、グレートドラゴンをもう1体倒したわ。
 あとはニーズヘッグ、あなただけよ。あなたも被害者なのは分かるけれど、あなたの頭にある宝石を何とかしないことには、あたし達は永遠にあなたと戦わなくてはならないわ。だから、ちょっとだけ我慢して。



 ニーズヘッグの動きが止まったわ。あの宝石ね。アレク、ここはあたしに任せて!
 あたしはウルの天弓で、ニーズヘッグの頭を狙った。正確に言うと、宝石を狙った。
 パリーン!
 それまで、敵意に満ちていたニーズヘッグの目つきが急に柔和なものに変わった。



 ニーズヘッグとロキは、特に仲が良いというわけではないけれど、敵対関係でもない、言わば中立の関係のようね。でも、ニーズヘッグは自分を操り人形にした神に対して許せない気持ちもあったみたい。
「では、回復しておこうかの。」
 そう言って、フレイヤはあたし達を回復させてくれた。
「では、奥に進もう。」
「待て。」
 ニーズヘッグがアルベルトの言葉を継いだ。
「これを持って行け。」
 そういったニーズヘッグの手(?)には、イージスの盾が握られていた。これはアレクが装備するといいわ。
 この戦いで、47000の経験値と1100マルク、ミョルニル(攻撃力+120)を手に入れたわ。
 このハンマーは、トールハンマーとも呼ばれる最強のハンマーよ。これはリーゼルが装備するといいわね。
 そして、アレクはレベル62に、あたし達3人はレベル66になったわ。
「そこの扉も開けておこう。以降、好きに通るがよい。」
 ニーズヘッグは悪い奴ではなかったのね。
 それにしても、ニーズヘッグを操り人形にできるほど神の力は強いってことね。でも、あたし達は負けない。



 いえ、用ってわけではないけれど、あたし達の攻撃したところがまだ痛むのかなあって。
「大丈夫じゃ。実は、わしもフレイヤの魔法陣で回復してな。神の連中との戦闘などわしには何の興味もないが、わしを呪縛から解放してくれたことには礼を申す。気をつけて行くのじゃぞ。」
 ありがとう、ニーズヘッグ。



 ニーズヘッグが守っていた通路はここね。上への階段があるわ。ちょっと怖い気もするけれど、上るしかないわね。


← 【第133回】へ | 【第135回】へ →


2022/09/18


直前のページに戻る

『フィンブルヴェトル物語』のトップに戻る

電源系ゲームプレイ録のトップに戻る

トップに戻る


(C)批判屋 管理人の許可なく本ホームページの内容を転載及び複写することを禁じます。