フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第133回】魔族の裏切り者
突如、あたし達の目の前に現れたのは、神ではなく魔族だった。
ウルと呼ばれた魔族の男が指名してきた相手はアレクだった。裏切り者って、ロールシャッハのギルドでグスタフがヴィリーだけは許さないと言っていたのと同様、ロキもウルだけは許さないということよね。
ウルもフォルセティ並みに強いのかもしれないわ。ううん、強いのは配下のワルキューレであって、ウルは大したことないのかも。いずれにしても、油断は禁物よ。まずは、いつものパターンで。
ワルキューレを倒すのに3ターンかかったわ。さて、残る敵はウルだけよ。
クリスは火属性だから、氷系の呪文には弱いのよね。これがアレクだったら瀕死状態よ。
あたしの超癒しの歌も1回だけではクリスを完全に回復することはできなかったわ。
それでも、クリスの攻撃力は衰えなかったけれどね。
この戦いで56000の経験値と2100マルク、そしてウルの天弓(攻撃力+123)を手に入れたわ。
アレクはレベル56に、あたし達3人はレベル60になったわ。ついにレベル60よ。
「ぐ……ぐわあぁぁぁ! 人の子ごときに……後れを取るとは……っ!」
人の子人の子うるさいわね。あんた達が「人の子」を侮っているうちは、あたし達に勝てないんだからね。
大体、あたしは人の子じゃないわよ。エルフの子よ。
「アレク達、よくやった。今、回復してやるからな。」
フレイヤの言い草がいちいち癇に障るけれど、回復してくれるのはありがたいわ。
そこが狙い目じゃないの。死角がない? だったら、その死角のなさを突いて、あたし達が悉く神の刺客を一人ずつ倒していけばいいのよ。下手に死角に入ろうとすると敵の思う壺よ。こうなったら、徹底的にドラゴンの洞窟を探索してやるわ。
ありがとう、フレイヤ。さっき、リヒターからもらった「例の物」を試してみたけれど、この洞窟は使えるようね。危なくなったら「例の物」を使って洞窟の外に出て、ここに来ればいいのよ。
今は洞窟の奥に進みましょう。
何だか、右側にちょこっと見える翼が気になるわね。多分あの翼の持ち主とも戦うんでしょうけれど、この洞窟を一通り探索してからでも遅くはないわ。
ここで、この洞窟に登場した敵を紹介するわね。
ドラゴンのアンデッド(不死)系ね。毒や麻痺の攻撃が気になるところだけれど、幸い誰も毒や麻痺にはならなかったわ。なったとしても、あたしの超癒しの歌で回復しちゃうからね。
ドラゴンの中でもかなりの強敵だわ。ブレス攻撃をしてくるのが厄介ね。あたしが超癒しの歌に徹底したら倒すことができたわ。
一つ目の巨人ね。目が一つしかない容貌から、みんなに不気味がられて嫌われているというある意味かわいそうな人達だわ。あなた達のかわいそうな運命を終わらせるという意味でも、あなた達を倒すしかないわ。サイクロプスの体当たり攻撃が厄介で、これをされるとバランスを崩して次のターンには何もできなくなるのよね。
これまで出てきた新しい敵は、この3種類ね。経験値とかも結構あって、あたし達はまたレベルが上がったわ。そうね。さっきの翼のある敵と戦う頃にあたし達のレベルを発表することにするわね。
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2022/09/17
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