フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第121回】第3皇子との対決
アレクがブレスト城東門の兵士とやり取りをしている間に、ザウアー達が東門から入って来たわ。
やっと気づいたのね。でも、もう遅いわ。
上級兵と言っても、今のあたし達から見れば単なる雑魚よ。論より証拠、いつものパターンで行くわ。
あたしのスナイパーズストライクで上級兵を倒したわ。こうなると、残りの兵士達は何もできなくなるわね。上級兵が敵わない相手が自分達に勝てるわけがないと悟ったのか、弱々しい抵抗を示すだけになったわ。
アレクの氷天三連突で勝負があっさり決まったわ。
2920の経験値と820マルクを手に入れたわ。
そして、この戦いであたしとリーゼルとクリスはレベル55になったわ。
ルーシ兵連中を一掃した頃、ザウアーがアレクに言った。
「西門の連中はオレ達が何とかする。お前さん達は少し休んでから、西門に来てくれ。」
「では、そうさせていただきます。」
あたし達は、城下町を少し歩いてみた。
これは、アレクが召喚したゴーレムね。他に誰も(何も)いなくなっちゃった。
そうだ。今なら城の地下へ忍び込めるわ。
あれ? 何でザウアーがここにいるの? さっき西門に来てくれって言っていたのに。
まあいいわ。ザウアーに話しかけてみましょう。
「フッ、ルーシ兵も大したことねぇな。ま、陥落も間近ってことかい。」
「そうですな。」
「さて、オレ達はこの城を……」
まあたこのパターン? どうせ神でしょ。出ていらっしゃい。
と、レオニード皇子の顔や手が膨れ上がっていく……。
「な、変身しやがった!」
ザウアーが一瞬驚いたわ。ザウアー達は普通の兵士が相手だったらそれが将軍であろうがほとんど勝つでしょうけれど、相手が神がかっていると少し勝手が違うみたいね。
「神からもらった力……。貴様ら思い知れ!」
神からもらった力ですって? レオニード皇子の性格が皇帝に一番似ている理由がよく分かったわ。豊穣の神フレイも、皇帝に神の力を授けたとか言っていたわよね。でも、今は戦う方が先よ。
敵が5体いても、あたし達の戦闘パターンは変わらないわ。アレクは氷天三連突、あたしは国歌、リーゼルは聖なる息吹、クリスはヴァルキリーズジャベリンを使うわよ。
あたしの国歌でアレクとリーゼルとクリスは攻撃力が増大し、レオニード以外の取り巻きをあっという間に倒したわ。
レオニードの攻撃でアレクとあたしが560前後のダメージを受けたけれど、こんなのは痛くも痒くもないわ。次のあたしの超癒しの歌ですぐに回復できるんだから。
レオニードも大したことなかったわね。と言うよりは、あたし達が豊穣の神フレイ戦のときと比べると格段に強くなっているのよ。
この戦いで27360の経験値と3220マルク、そしてドラゴンメイルを手に入れたわ。
「危ない!」
ザウアーとアレクが咄嗟にあたし達を庇(かば)った。
次の瞬間、レオニードの喉元に小柄が刺さり、レオニードが斃れる光景を目の当たりにした。
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2022/09/05
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