フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第115回】祭壇への道
さっきの「邪魔臭い」物体はもうなかった。
あたし達は、先へ進んで行く。
この洞窟は、割と一本道が多いわね。袋小路もあるにはあるけれど、すぐに戻れるから分かりやすいわ。
宝箱の中身も安定の豪華さね。
道中の敵を倒して、アレクはレベル46に、あたしとリーゼルとクリスはレベル49に上がったわ。
あたし達3人は次でレベル50の大台に乗るわよ。
この梯子を登れば、ついに水の祭壇ね。
あら? 違ったわ。
さっきの洞窟は水の祭壇に行くために経由する道だったのね。
「言ったであろう。カモフラージュしているって。」
わかったわよ、シルフ。ともかく、この先に進めばいいのね。
今度こそ、本当に水の祭壇の入口っぽい気がするわ。
サラマンダーは特に寒いでしょうに、仲間の精霊のためなら、たとえ水の中氷の中ね。
「エル、それはたとえ火の中水の中ではないのか?」
いいえ、サラマンダー。あなたにとっての火の中は、水を得た魚でしょ? だから、あたしがサラマンダー向けに造ったのよ。それにしても、よく「火の中水の中」を知っているわね。
「我も精霊の端くれ。一応人間界の諺や慣用句は勉強しておる。」
ふうん、そんなものなのね。
この噴水も、水の洞窟の寒々しさをより一層際立たせるわ。
橋は2つあるけれど、どちらの橋を渡ってもいいみたいね。
物々しい門と、その両脇にある雪だるま。この奥が水の祭壇ね。
あたし達は、恐る恐る扉を開けた。
何だか、また敵が出てきそう。
少なくとも、リーゼルの言っていた「寂しい」雰囲気からは逃れられるけれどね。
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2022/08/30
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