フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第114回】水の祭壇へ
本陣の中には、アルベルトとフォルゲン、ザウアー、そしてベルナルトまでいたわ。国王自らが戦場の最前線に立つのも珍しいわよね。
流石は精霊ね。
と、ここでフォルゲンが精霊に質問したわ。
そうすると、ブレスト城をどうにかしないといけないわね。
凄いわ、ザウアー。ガサツだけれど、仕事はきっちりしているのよね。
「お嬢ちゃん、ガサツはないだろう。」
あら、聞こえていたの? ごめんなさい。アハハハハ……。
わかったわ、シルフ。でも、さりげなくアレクの手を握るのはやめなさい。
一晩休んだ後、あたし達は水の祭壇に向かうことになった。
ザウアーの腕は確かだった。ブレスト城の連中も、この橋までは監視できないわ。
ここが水の祭壇の入口ね。ここに入る前に、あたし達のステータスを確認するわよ。
(↓現在のステータスです。画像をクリックすると詳細を見ることができます。↓)
(↑尚、ソフィーはステータス画面に登場しません。↑)
本重籐は肥後蘇山よりも更に強力な弓で、あたしの攻撃力を83も上げてくれる優れものなんだけれど、一つ不便な点は、中ボスを倒した直後にそのアイテムの効果を確認することができないことなのよね。これも仕様と言ってしまえばそれまでだけれど。
じゃあシルフ、ノーム、サラマンダー、道案内をよろしくお願いします。
うわ、また寒そうな場所ね。あたし達はまだしも、サラマンダーの歯の根が合っていないわ。サラマンダーにはここはちょっときついかも。でも、サラマンダーもそれを承知で来ているわけだから、あたし達は何としても水の祭壇に着かなくちゃ。
何か、邪魔臭いわね。
「どこかにスイッチがあるんでしょ。探しましょう。」
ソフィーがあたしの言葉を続ける。そう言えば、この洞窟の右側にチラッとスイッチらしきものが見えていたわ。
そっちの方へ行きましょう。
途中、スパイダーエンジェルを倒してアレクのレベルが45になったわ。アレク、スパイダーエンジェルのお尻を見つめるのはやめなさい。お尻だったらあたしがいつでも見せてあげるんだから。
このスイッチね。でも、このスイッチはあまりにも高くて、アレクの上を誰かが肩車した程度では届かないわ。
ズズーン! どこかで何かが動く音がしたわ。多分、あの「邪魔臭い」ものが撤去されたに違いないわね。
「シルフ、ありがとう。」
「何のこれしき。」
そう言ってシルフはアレクの手を……おっと、それとこれとは別よ。
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2022/08/29
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