フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第112回】囚われの精霊
あたし達は、新たに道が開通した場所を探していた。前に通ったところが怪しいわ。
ここ、さっきは通っても大丈夫だったのに、何で?
「何でってエル、あなたのせいよ。あなたがさっき何かガラスのようなものを壊したから……。」
リーゼルが痛そうな表情であたしに抗議をした。そう言えば、今度はクリスが……。
まあたアレクは顔面を挟まれているのね。あなた、さっきリーゼルにも挟まれていたじゃないの。
クリスったら、アレクの顔に自分を押し付けているみたい……って、クリス、あなたまで……。
「ううう……。君達は、私を窒息死させたいようだな。」
アレクが遠まわしに不満を言う。違うわよ、アレク。みんな、あなたのことが好きだから……。
クリスの目はうるんでいて、宙をさまよっているようだった。
先へ進んで行くと、さっきは奈落に阻まれていたところに橋がかかっていた。
そして……。
新しいところへ来たわ。縄梯子を降りてみましょう。
さっき見えていたけれど、行くことの出来なかった場所に来たわ。
右側の扉は開かなかったから、通路の先を進んで行きましょう。
すると、また下りの縄梯子があったわ。そこを降りて行くと……。
どうやら、ここがこの地下の最下層のようね。上に見える魔法陣でリフレッシュした。
道中の敵と戦った結果、アレクはレベル44、あたしとリーゼルとクリスはレベル46になったわよ。
ついに水の精霊のもとにたどり着いたわね。
やっぱりね。神か魔族あたりがいるかなあって思っていたわ。この登場の仕方は豊穣の神フレイっぽいわね。
何よ。神だから何をしてもいいってわけじゃないでしょ。
神に対する言い草をきちんとして欲しいなら、神らしいことをしてからにしなさいよ。
神も、自分の知名度は気になるのね。
でも、あたし達アレク小隊の知名度はあなた達の間でもかなり高いでしょ。豊穣の神フレイから始まって、様々な神を倒してきたんだから。
ともかく、水の精霊は返してもらうわよ。
やっぱり戦うしかないってことね。
いいわ。かかって来なさい! 水の精霊を解放するんだからね。
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2022/08/27
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