フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)



【第108回】火の精霊との対面

 下り階段の先は、更に暑かった。
 魔法陣でHP、MPともに最大値まで回復したわ。火の精霊は近いわね。



 まあたク○リンなのぉ。それとも、このクリ○ンが火の精霊? 話しかけてみましょう。



 イフリートって、火の精霊よね。もしかして、こいつは悪玉? でも、今は考えるよりも戦う方が先だわ。



 ちょっとアレク、あんた、スパイダーエンジェルのお尻を見て変なことを考えているんじゃないでしょうね。あいつらはそのお尻から糸を出してあんたを雁字搦めにしようとしているのよ。お尻だったらあたしのお尻をいつでも見せてあげるわ。今はあんたもあたしのお尻を見るどころじゃないと思うけれどね。
 ここは、いつものパターンで。アレクは氷天三連突、あたしは国歌、リーゼルは聖なる息吹、クリスはヴァルキリーズジャベリンよ。
 リーゼルの聖なる息吹で、あっという間にスパイダーエンジェルを倒したわ。スパイダーエンジェルを倒すのに躊躇するのはアレクしかいないわよ。
 あとはイフリートだけね。イフリートは特殊攻撃をあまり使って来ないみたい。ならばこっちのものよ。



 やった、倒したわ。14500の経験値と、2500マルクを手に入れたわよ。イフリートからは火の腕輪を手に入れたわ。これは文句なくクリスのものよ。



 あら、あなたは? 火の精霊って、このイフリートじゃないの?



 それじゃあ、あなたが火の精霊だったのね。
「でも、神に操られていた……って、どういうこと?」
 ソフィーが火の精霊サラマンダーに尋ねた。



 そう言って、サラマンダーはアレクの手を……っと、そうはさせないわよ!
「いや、私は暑がりなもので……。」
 そう言えば、この物語の作者さんも、このサイトの管理人も暑がりと言っていたわ。でも、管理人は暑がりだけれど、まだ暑い方がいいんですって。



 サラマンダーも、笑うとかわいいわね。
 ちょっと待って、もしかして、ここからレオン城にワープするの。
 オーブの力って、もう何でもありなのね。



 あたし達は、セシリア王妃の目の前にワープしていた。



 いいえ、サラマンダー、あなたの手元は狂っていないわ。これが正解よ。だって、火のオーブはセシリアのペンダントの一部なんだから。
 あなたはあたし達を火のオーブの持ち主のところに正確に送ったことになるわよ。
「そうか。エル、礼を申すぞ。」
 どういたしまして。
 でも、アレクの手を握るのはだめよ。それとこれとは別なんだからね。



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2022/08/23


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