フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)



【第104回】巨人エッケ

 あたし達は、取り敢えず巨人に話しかけてみた。
 もしかすると、話し合いで解決するかもしれないわ。



 巨人族まで結託していたの? しかもこいつ、地の精霊ノームの住処を「我が住処」と言っていたわ。
 話し合いで解決できるかもとちょっとでも期待したあたしが甘かったわ。こうなったら戦うしかないわね。



 この巨人、エッケっていうのね。アトラスじゃなかったわ。
 どちらにしても同じよ。フィンブルの冬を起こそうとする輩はエルフ族の敵よ。容赦はしないから、覚悟しなさい。
 取り敢えず、いつものパターンでいくわ。アレクは氷天三連突、あたしは国歌、リーゼルは聖なる息吹、クリスはヴァルキリーズジャベリン。
 あたしの国歌の後にクリスがヴァルキリーズジャベリンを使うと……。



 取り巻きのミノタウロスなんて一撃よ。
 この調子でミノタウロスAも……キャッ! あんた、足を引っかけるなんて姑息よ。あたしはミノタウロスの足払いにまんまと引っかかってしまった。
「大丈夫か、エル。」
 ええ、大丈夫よ。ミノタウロスAはアレクが倒してくれたわ。ありがとう、アレク。
 さあ、エッケ、あとはあなた一人よ。あたしはスナイパーズストライクのスキルを用いた。肥後蘇山の威力を味わいなさい!
 なんと、エッケは毒に冒されたわ。こうなったら、如何に巨人族と雖も耐えきれないわよ。



 よし、倒したわ。経験値15200と2100マルク、そしてエッケザックスを手に入れた。
 アレクがレベル39に、あたしとリーゼルとクリスがレベル41に上がったわよ。



 はいはい、もうお決まりのセリフね。取り敢えず、フィンブルの冬を企む輩を一匹排除したわ。さて、ノームのところに戻らなきゃ。
「あの水晶玉に触れてみましょう。」
 先へ進みましょう。
 クリスがこの部屋で見つけた水晶玉に触ると、あたし達は……。



 ノームの祭壇にいた。この世界の水晶玉は脱出専用なのが気になるけれど、危なくなったときにこの水晶玉に触れて安全な場所へ避難できるというのは便利だわ。



 ノームが地のオーブを手にして、何やら呟くと……。



 うわっ! びっくりした〜。いきなりラツィオ城じゃないの。風の精霊シルフのときもそうだったけれど、オーブを使えば何でもありなのね。でも、本当にこれでいいのかなあ。



 地の腕輪は、地属性のリーゼルが着けることになった。リーゼルは地の腕輪だけでなく、エッケザックス(攻撃力+73)も装備することに。これでまたフィンブルの冬に立ち向かう準備ができたわ。
「ノーム、あなたにはお世話になりました。ありがとうございます。」
「いいのじゃよ、アレク。」
 そう言って、ノームはアレクの手を……おっと、そうはいかないわよ。



 アレク、そう言えばさっきからジルベルトがあなたに話しかけられるのを待っているみたいよ。
 王様だけでなく、大切な人をあまり待たせないようにね。


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2022/08/19


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