フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)



【第102回】ラツィオの山へ

 ビアンカは、エドアルド王の死から幾分か立ち直っていたようだった。だいぶ気持ちの整理がついたのね。あたしも長老を神に殺されたから分かる。ううん、あたしよりもおばあちゃんの方が辛いはずよ。



 ビアンカのしゃべり方がニーナやオリビアみたいになっているわよ。エドアルドが亡くなったショックなのか、それとも、何か変なものでも食べたのか、まあいいけれどね。
 ここで、アルベルトから電話がかかってきたわ。



 ということで、あたし達はビアンカとともにジルベルトの間に。



 やっぱり、宝玉はどこの国でも大事に取っておいているものよ。それを持ち出すのは、その国で一番偉い人またはそれに準ずる人、もしくは委託を受けた人だけよ。
 ガリバルディ将軍が地のオーブを取りに行っている間も、ジルベルトとアルベルトの会話は続いた。



「陛下、地のオーブをお持ちしました。」
「ありがとう、将軍。では、アルベルト殿、これを使者殿に渡せば良いのじゃな。」
「お願いします。」
 ジルベルトからアレクに地のオーブが渡ったわ。アレク、やったね。これで地の精霊を呼び出せるわよ。
「使者殿、ラツィオ山はここから北東にあるのじゃが、実はわしも行ったことがなくての。山の探索が終わったらわしのところへ寄ってもらいたい。そして、ラツィオ山で何があったのかを聞かせてもらえぬか。」
「承知いたしました。」
「うむ。道中気をつけてな。」
 こうして、あたし達はラツィオ山に向かった。



 ここには以前2回も来たけれど、2回とも入れなかったわ。
 それにしても、作者さんたら何というご都合主義なのかしら。まあそれは今に始まったことじゃないけれどね。
 ラツィオ山に入る前に、ステータスの確認よ。

 (↓現在のステータスです。画像をクリックすると詳細を見ることができます。↓)

 (↑尚、ソフィーはステータス画面には登場しません。↑)

 今度は山に入れたわ。3度目の正直ね。



 旋風の谷は風の音が凄かったけれど、このラツィオ山は地響きの音が凄いわ。まさに、地の精霊が住んでいるにふさわしい(?)音ね。



 また新しい敵が出てきたわ。サキュバスって、色魔の代名詞じゃないの。この敵の狙いは明らかにアレクよ。アレクを穢して、虜にするつもりね。そうはいかないわ。アレクはあたしのものなんだからね!
 いつものパターンで蹴散らしたわ。経験値は結構おいしいわね。
 途中で遭遇したミノタウロスも倒して、アレクのレベルが37に上がったわ。このところ、アレクとあたし達3人のレベルが2ずれるようになってきたわ。あたし達の成長の方が早いのかなあ。



 あら、誰かしら? もしかして、地の精霊? 話してみましょう。



「私の許可って言われても……」
 リーゼルが愚痴をこぼす。たしかに、許可って何のことかわからないわ。
 一つ確実に言えることは、今はこの先に進めないということね。取り敢えず、奥の道に進んでみましょう。


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2022/08/17


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