フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)



【第79回】レイリア王国への道のり

 豊穣の神フレイのときは恐慌状態だったけれど、流石に3回目となると、もう慣れたものよ。どうせあなたもフレイと同じ穴の貉でしょ。



 だったら何よ? このクリ●ンもどきが。
「貴様らを葬るのみだ。死ねぇっ!」
 これはそっちのセリフよ。あなたこそ、永遠に地獄へ落ちなさい!



 スルトって、フィールドのグラフィックとは違って、赤いふんどし一枚だけなのね。炎の化身だから、ふんどし一枚の格好でないと服が燃えちゃうのかも。まあ、相手が何だろうと、アレクは氷天三連突、あたしは国歌、リーゼルは聖なる息吹、そしてクリスはトリプルアタックのパターンよ。
 先制はアレクがとった。氷天三連突であっという間にレッサーデーモンを倒したわ。
 そして、お次はリーゼルよ。



 立て続けにコンバットエンジェルとスルトを暗闇に閉ざしたわ。リーゼルの攻撃力そのものはあまり高くないんだけれど、特殊攻撃は攻撃力を補って尚余りあるのよね。しかも、コンバットエンジェルのセイントやスルトの物理攻撃も受け流して、全くの無傷だわ。すごおい。
 余裕があるから、超癒しの歌の代わりにスナイパーズストライクを使うことにするわ。



 ほらごらんなさい。あたしだって攻撃するときは攻撃するのよ。コンバットエンジェルを倒し、スルトに毒攻撃をしたわ。ここまでくると、あと一息ね。スルトがパワーボムを使ってきたときは一瞬驚いたけれど、それでもあたしの超癒しの歌1回で回復できるから、ちっとも怖くありませ〜ん。



 最後はクリスがとどめを刺したわ。今のクリスってバイエルン王国のバルキリーの中でも相当強い方じゃない?
「ううん、あたしなんてまだまだよ。」
 そんな、謙遜しなくても。
 10600の経験値と1900マルク、そしてパワーアップを手に入れたわ。
 ここで、アレクがレベル28に、あたしがレベル29に、リーゼルがレベル29に、クリスがレベル29になってヴァルキリーズジャベリンを覚えたわ。
 あたし達もどんどんレベルアップしているのね。



 ね、だから言ったでしょ。あなたの魂は永遠に地獄をさまようでしょう。楽しんで行ってらっしゃい。
 ここで、気になったことがあるわ。ソフィーも気づいたみたい。



 ただレオンの使者があいつらに襲われただけならまだしも、それをレイリア王国の仕業に見せかけるなんて、悪質よね。
「今はレイリアに急ごう。」
 アレクが促した。
 スルト達が現れた橋のすぐ側にある城がレイリア王国に違いないわ。





 レイリアの城下町は赤いレンガの家が多かった。別に赤旗とは関係ないと思うけれどね。酒場や宿屋、武器屋や道具屋にも寄ったけれど、他の国とあまり変わらなかったわね。今の装備でも十分強いと思うけれど、もっと強い敵やこの冒険のラスボスと戦う頃には最強の装備が出てくるのでしょうね。そういった武器や防具は、多分お店では売っていないわ。



 さあ、お城へ行きましょう。セシリア王妃がレイリア王は悪い人ではないと強く言っていたのだから、レイリア王はあたし達のことをきっとわかってくれるはずよ。


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2022/07/15


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