フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第74回】港湾都市ラツィオ
あたし達は、ジェノヴァの町に入った。でも、鉱山を抜けるときに兵士に呼び止められたから、この町に入るときもきっと兵士に呼び止められるんだわ。
ほらね。向き合っている兵士のど真ん中を通るしかないじゃないの。まあ、ルテティア城のときもそうだったから、何が起きるかは想像つくけれどね。
もう一人のフォルゲン伯爵似の門番も、合点がいったように頷いた。
「使者殿がどういった経路でここへ来たかは疑問であるが、しかし、バイエルン王国からの使者であれば歓迎だ。通りなされ。」
良かった。伯爵似の兵士はもちろんだけれど、ルテティア城にいた下っ端の門番も話の分かる人達だったわ。
さて、ジェノヴァの町を少し散策してみようっと。
ジェノヴァの町は港町、もう少し規模が大きいと港湾都市とでも言うのかしら。でも、今は戦時中だから、安心して漁もできないらしいわね。自分の国が戦争中でなくても、輸出入品の影響を受けるのようね。その一方で、軍需品とかが売れるから、そちらの系統の商人は儲かるんだけれど、こういった人って、知らず知らずのうちに恨みを買っていたりして、これもまた幸せかというとそうでもなかったり、難しいわよね。
酒場や武器屋、道具屋、それから収監所もあったわ。俘虜がいる限り、戦争は終わっていないということなのよね。
取り敢えず、武器屋でミスティクロースを2着買ったわ。アレクは既に着ているんだけれど、リーゼルとあたしの分も買っちゃった。次回あたりにまたステータスを確認するわね。
あたし達は、岬に立っていた。いつまでもずっと眺めていたいわ。
一見すると平和そうな海でも、今は海軍どうしで争っているのよね。いつか自由に後悔することなく航海したいわ。
さて、お城へ行きましょう。ジェノヴァは港湾都市でもあり城下町でもあるのね。
随分立派な龍の彫像ね。いざとなったらこれもアルベルトの魔法で本物の龍にするのかなあ。
今は、ラツィオ城の中へ入りましょう。
2階が玉座ね。道を進んで行くと……。
この人達が王様と王妃かしら?
えっ、3階もあるの? 取り敢えず、あたし達は前王と前王妃に別れの挨拶を告げて、3階へ。
この人がビアンカ王妃ね。でも、王様がいないわね。どこかへ出かけているのかしら。
「私はバイエルン王国の使者、アレクと申します。ビアンカ王妃でいらっしゃいますか?」
「はい、私がビアンカですが。」
と、ここでまたアレクの“携帯電話”が鳴ったわ。
「アレク、どうやらビアンカと会えたようだな。ビアンカに代わってもらいたい。」
そして、アルベルトとビアンカの兄妹の“通話”が始まった。
そして、新たなる任務を負うことになった(お決まりのパターンね)。
ビアンカの夫エドアルド王は、捕らえられた彼の弟を救いにペザの斜塔へ行ったが、それっきり帰って来ない。アルベルトの千里眼でペザの斜塔を見てみたところ、エドアルド王はかなり危険な状況に身を晒されているらしい。そこで、アレクにペザの斜塔に行ってもらうことになったってこと。
ペザの斜塔へ入るには許可証が必要で、この許可証はビアンカ王妃が発することになった。
アレクがアルベルトと一通りの話を終えた頃、ビアンカが許可証を作り終えたわ。
「では、これが許可証です。アレク、よろしくお願いします。」
「承知いたしました。」
次から次へと事件が起こるわね。でも、ラツィオ王国の大陸まで来たわけだから、相当進んでいることは確かよ。
今年(2022年)の10月にこの作者さんのサイトが閉鎖してしまうから、それまでにクリアをしなくちゃ。
ここが、ピサ? ピザ? ……いや、ペザの斜塔ね。ますますイタリアを彷彿させる名前だけれど、ともかく中へ入るわよ。
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2022/07/03
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