フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第11回】マフィアのアジト
さて、屋敷に入る。中はどうなっているのだろう。
っていきなりお出迎えかい! 今のこいつの言葉は私に対して発したものであろうが、無論私が人身売買の片棒を担ぐわけがない。
だが、私よりもエル達の反応の方が早かった。
エル「高く買うですって? あなた達って最低ね!」
クリス「あんたらなんかに、うちらを扱えるわけないわ。」
リーゼル「こういう人間の屑ばかりなら、遠慮はいらないってわけね。」
3人ともかなり強気な口調だ。このような態度に出れば、相手方の言うことなんぞ大方の予想がつくわな。
まあ、予想通りの展開でしょう。そして、エル達も予想通りの反応をする。
「痛い目に遭うのはあなた達よ! さらわれた子供たちに代わってお仕置きしてあげるから、覚悟しなさい!」
ジパングのアニメのセー●ー●ーン張りのセリフである。
「お、得物を抜いたな。さあ、遊んで欲しいんだろ? かかって来いよ!」
フォルスト一家の手下が自分たちの得物の先端を舌で舐める。悪者がよくする仕草だな(?)。
それにしても、フォルスト一家の髪型、まるで北斗の拳に出てくる悪役みたいだな。
ここでもエルのラブソングが効き、奴らは混乱して討伐されることとなった。
この「葬送行進曲」というのが気になる。確か、ショパンの作曲で、ゲームオーバーになったりテレビの出演者が失敗したりしたときによく流れるBGMでもある。少なくとも、おめでたいときに流れる音楽ではない。
さて、入口のモヒカン刈りの連中は、彼女達が自分らの手に負える相手ではないということを身をもって知ったようだ。
「グハッ… なんだこいつら… まるで歯が立たねえ……」
他愛もない奴らだ。所詮入口を守るのは雑魚連中が多いからな。ボスレベルの連中は、入口の戦いを安全圏から監視しており、「侵入者」の手の内をよく観察しているとかいないとか。
「へぇ、強いんだ。惚れちゃいそう…」
ソフィーがそんなことを口走る。すかさず、他の3人がソフィーを制した。
「言っておくけれど、アレクはあたしのだからね。」とエル。
「私のよ。」とリーゼル。
「あたしのだも〜ん。」とクリス。
何故か私が所有物になっている? ともかく、入口の雑魚は倒した。お次は……
マルクス教徒か。まあ、想定内だがな。
しかも、こいつらは上級兵らしい。これまでの雑魚敵のようにはいかないようだ。
ここで、覚えたてのエルのスキルを使うことにしよう。
これにより、敵を1体だけ倒すことができた。やはり、上級兵にもなるとスキルが効きにくいかも……。
漸くマルクス教徒を3匹地獄行きにすることができた。
って、もうマルクス教徒の連中には聞こえていないか。
アジトの中をどんどん進んで行く。すると……。
またいやがった。そりゃそうだな。見張りの2グループが倒されたとあっては、ボスの側近連中も黙ってはいないだろう。
「さて、ちゃっちゃとやっつけますか。」
戦闘に参加しないソフィーが言うの? 肝腎なところはこっち任せですか。仕方がない。
「フッ、迷い込んだのを後悔させてやるぜ!」
それはどうかな? そもそも我々は迷っていないし。一本道をまっすぐ歩いてきただけだから、迷いようがない。後悔するのはそっちの方でしょ。
「ええい、小難しい理窟を並べてんじゃねえよ!」
フォルストローグの連中が苛立っている。今がチャンス!
またもやエルの歌が大活躍。
「グハッ… まるで… 歯が… 立たねえ……」
こいつら、これしか言えないのか。実力のない奴ほど「自分の方がすぐれている」と言うからな。周りから持ち上げてもらえないから自分で自分を擁護する。見苦しい連中だ。
ともあれ、我々はアジトを守る3グループを撃破し、本部の扉の前に来た。
いよいよフォルストとのご対面か?
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2019/08/12
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