フィンブルヴェトル物語(プレイ日記)
【第3回】エルフの村から遺跡へ
これから遺跡に赴くにあたり、道中で必要となるであろうアイテムを揃えておく必要があるだろう。
リーゼルの家の雑貨屋(道具屋)にて以下の品物を購入した。
ポーション(HP+500)
アンチドーテ(解毒)
ディスペルハーブ(戦闘不能以外の状態異常治療)
スピア(リーゼルの攻撃力+3)
他にもあるが、今の所持金で買える範囲にとどめておこう。何事も分相応に。背伸びせず、身の丈に合った買い物を心がける。
さて、準備も整ったところで出発前に伯爵に挨拶をしにお城へ…
お城へ行くことができない!? どうやらこの冒険、当座の目的地以外のところへは行くことができないようになっているらしい。
影の薄い
伯爵への挨拶を諦め、遺跡へ赴く。遺跡はエルフの村はずれの西にある。私が初めてエルと出会った場所だ。
遺跡の中はこんな風になっていたのか。道中、ゴーストやらスライムやらが現れたが蹴散らし、レベルが上がり、道中の宝箱から300マルクを手に入れたり……。
そして、遺跡の最西端に来た。
エル、頼んだぞ。
「スイッチは……わかるかな、あそこ。」
そう言ったエルの差した方向をよく見てみると、私の身長より少し高めの場所に小さなスイッチがあった。クリスとリーゼルにも分かっているようだ。私も昔は目が良かったのだが、最近目が悪くなってきたな……。そんなことを思っていると、エルが思いもよらぬことを口にした。
「じゃあ、扉を開けるから、アレク、肩車して。」
肩車? この高さなら、私が手を伸ばせば十分届くから、私が代わりに押せばいいだけの話だと思うが、何故に?
「私の身長じゃ、届かないのよ。それに、スイッチはエルフ族じゃないと反応しないから……。」
それならば致し方ないが、ここは同性どうしの方がよろしいのでは……。
「私は別に構わないけれど。じゃあ座ってくれる?」
何という強引さ……。もはや、私がエルを肩車する以外に選択の余地はないようだ。私の両肩と首筋にエルの柔らかい太腿の感触が……これは想定内だが、想定外のことが一つあった。後頭部にも同じような感触が……これって、もしかして……
私はその先を考えることができなかった。なぜなら、扉が開いたからだ。
漸く私はエルを肩から降ろすことができたが、やはりあの感触は……
「エル、もしかして……」
これ以上このことについては口出ししない方がよさそうだ。まあ、そうしておこう。
遺跡の奥は、迷路のようになっていた。奥(左下)の部屋に何やら水晶らしき物があるのが気になる。途中、眠りの呪文で眠るゾンビを倒してレベルが上がり、道中の宝箱からチェインコイフを手にいれたり……。更に先へ進むと……。
この炎をどうにかしない限り、先へは進めないようだ。戻って、仕掛けらしきものを探す……あったぞ!
これもエルに頼んだ。この高さなら届きそう……って、届かず、またもや肩車をするはめに。相変わらず両肩と後頭部にも柔らかい感触が……。こうなったらエルの柔らかい肌の感触に慣れるしかないようだ。クリスとリーゼルの表情が険しくなってきているような気がするが、これは「不可抗力」ということで御容赦願いたい。
エルがレバーを下げると、何か物が壊れる音がした。レバーに変化はない。取り敢えず、音がしたと思しき方向へ進んでみると…
炎が消えている! 物が壊れた音がして炎が消えているということは、あの炎は一体何だったのだろうか。単なる幻影にしては熱かったぞ。やはり、魔法か何かの仕掛けだったのだろうか。
まあいい。何にせよ火は消えたんだ。それでよいではないか。今は奥へ向かうことが先決だ。
遺跡の探索は続く。
← 【第2回】へ
|
【第4回】へ →
2019/06/19
直前のページに戻る
『フィンブルヴェトル物語』のトップに戻る
電源系ゲームプレイ録のトップに戻る
トップに戻る
(C)批判屋 管理人の許可なく本ホームページの内容を転載及び複写することを禁じます。