<告知> 日本語教育研究所から漢検生涯学習ネットワークへ


 私が一応所属する研究機関である「日本語教育研究所」は、今年(2011年)4月より「漢検生涯学習ネットワーク」という研究機関に生まれ変わります。
 これに伴い、私は「日本語教育研究所客員研究員」から「漢検生涯学習ネットワーク会員」となります。

 という告知(というほどのものでもありません)ですが、私の実生活にはあまり影響しません。というのも、最近は「日本語教育研究所客員研究員」としての活動をほとんどしていないからです。
 私の日本語教育研究所客員研究員として「最近」活動したことといえば、2007年12月に日本青年館で行われた「金田一京助博士記念賞」を受賞した先生の講演会に参加したことくらいです。あれから3年余り、漢字検定1級にもまだ合格していないという体たらくです。客員研究員の数が減少の一途にあったのは、私みたいな怠惰な研究員がいたからに他なりません。このところ目先のことばかりに追われており、漢字に関する研究をしていなかったとつくづく反省させられます。
 私が日本語教育研究所客員研究員としての活動を停止している間にも、漢字情勢が激変しました。常用漢字の見直し、人名漢字の見直しなどをとっても、もはや1〜2年前の「常用漢字表」や「人名漢字表」などはもはや過去の産物、化石となりつつあります。また、過剰な収益が原因とされる財団法人日本漢字能力検定協会理事の異動も見逃せません。
 こうした疾風怒濤の中、漢字に対する純粋な思いだけは失わないようにと思う今日この頃です。

2011/02/01


直前のページに戻る

トップに戻る


(C)批判屋 管理人の許可なく本ホームページの内容を転載及び複写することを禁じます。