火吹山の魔法使い(攻略篇)


 

 世界最初のゲームブックとなった、FFシリーズ第1巻「火吹山の魔法使い」。パラグラフ構造が発展途上であるにも関わらず、今なお根強い人気があるのは、やはりストーリー性やルールなどがしっかりしていたからだと思います。

 「火吹山の魔法使い」は、左図のように、5部構成となっています。
 まずは、火吹山の入口から鉄格子まで(ローズピンク)が第1部、次に2つの分岐+それぞれまた2つの分岐の部分(オレンジ)が第2部、それから地底の川から地下墓室まで(黄色)が第3部、ザゴールの迷路(緑色)が第4部、最後の龍とザゴールとの戦い(水色)が第5部です。

 ご覧の通り、運命の分かれ道は第2部(オレンジ色)だけです。あとは、第1部(ローズピンク)の鉄格子より前にある「蛇の部屋」と、第4部(緑色)のザゴールの迷路(双方向)の中の「ミノタウルスの部屋」ですね。

 第2部(地底の川まで)の道中、一つ目巨人(サイクロプス)の部屋があります。その一つ目巨人を倒すと鍵が手に入ります。この「一つ目巨人の眼」は、ザゴールの肖像画がある部屋でも役に立ちます。ここでの経験が、ザゴール本人との戦いで非常に大きなヒントになることでしょう。

 ところで、ザゴールの宝箱の錠前に入れる鍵ですが、互いに排反(はいはん)する組み合わせでもきちんと錠前に入れられるようになっています。是非試してみてください。





排反
 お互い同時には起こらないこと。例えば、第2部に出てくる正しい鍵と正しくない鍵は、両方とも手に入れることは出来ません。ここでは、第2部の鍵を手に入れることを指します。


2005/09/23


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